心理的介護負担の軽減
介護をする上で、
身体的な負担も多いですが、
心理的な負担も多いことと思います。
「ケアする人をケアする」と言う言葉もあるほど、
介護者の心のケアが大切ではないでしょうか。
介護で重要なのが人間関係です。
しかし、介護者と介護される高齢者の
人間関係がすべて良好とは限りません。
長い歴史のある人間関係で、
恨みつらみが心に残り、
心から介護することが難しいこともあると思います。
その心を支えることができるのは、
家族や近所の人、友人など、
介護者の周りにいる理解者ではないでしょうか。
さらに、同じ体験のをしたグループ会などで、
愚痴をこぼし合ったり、励ましあったりすることで、
「ケアする人をケアする」ことになると思います。
介護者に対して、
いつもケアするまなざしが注がれていることは、
介護の自信や心の癒しになります。
ひとつの例として、
介護者に対する表彰について紹介します。
全国で介護表彰を行なっているのは、
都道府県や市町村が直接行なうものは少ないですが、
行政の後援を受け福祉団体が行なうものは多いです。
「たった一枚の賞状で済ませるとは」と
怒る方もいるかもしれませんが、
受賞者は、「私をねぎらってくれた」など喜んでくれてるようです。
いままで、夫や家族も何一つ評価してくれず、
当たり前のように思われていたことを、
外部から表彰されることがうれしかったと思います。
他人から関心を持たれたり、
評価されたり、認められることにより、
心を癒すことになるのです。
このように、家族などの周囲の人をはじめ、
社会全体で介護者をケアすることが大切です。
介護者のケアと言う面で、
ショートステイは、介護者の息抜きになりますが、
介護者のための政策を立てることも必要ではないかと思います。