排泄・失禁の対策方法
排泄・失禁に対する具体的な対策について
紹介していきましょう。
寝たきりの状態で、
一見尿意が無いように見える人でも、
実際は尿意を感じていることが多いです。
認知症の高齢者の場合でも、
言葉で的確に伝えられないだけなのです。
行動や表情から尿意を察知したりして、
尿意のサインを見逃さないように、
注意深くキメ細やかな観察が必要です。
本人が濡れていることに気づくなど、
何らかの反応を示すことは、
尿意が残っている証拠です。
尿意がはっきりしない時でも、
根気強く支援し、
完全尿失禁状態にならないよう、排尿誘導へつなげましょう。
尿意のサインに合わせて、排尿誘導を試みる時には、
「~しなさい」などの命令口調は控えましょう。
また、尿意が無いのにトイレに誘導すると、
興奮・不隠を招くこともあるので注意しましょう。
ほとんど尿意を察知することが難しい時は、
排尿チェックにより排尿間隔を把握し、
排尿時間に合わせて排尿誘導を試みましょう。
まずは、昼間に集中して行い、
昼間の排尿が自立してから
夜間の排尿誘導をするといいです。
排尿誘導は、
失禁が始まってからの期間が短いほど、
成功する可能性が高いです。
排尿誘導の機会を逸しないで、
早めの対応が望ましいです。
自然な姿勢で自立した排尿をするためには、
トイレでの排尿が望ましいです。
移動できなくても、
座位が保持できれば、
ベットサイドでポータブルトイレの使用が可能です。
運動機能障害のある高齢者のためには、
車いすの使えるトイレや手すりなどの設置により、
トイレの使用が可能になります。
排尿が間に合わずに失禁してしまう人には、
トイレを近くしたりするなど、
排尿までの動作が速くスムーズにできるようにすることが重要です。
このように、
用具や環境を整備することで、
失禁や排尿誘導の面で、改善が可能となります。
昼間の尿量が極端に少ない時は、
水分補給が不十分の疑いがあります。
失禁を恐れて水分補給を控えると
脱水を起こす危険があります。
水分補給には、十分注意しましょう。
また、便秘は失禁とも深い関係があります。
早期の解消が重要です。