嚥下障がある場合の食事の介護
嚥下障害がある場合は、
栄養士と相談し、
飲み込みやすい食品を用意するようにしましょう。
細かく刻むなどの調理方法にも、
工夫する必要があります。
食事の姿勢は座位、
または可能な限り上半身を起こした状態にし、
自然に食べ物が飲み込めるようにしましょう。
食事の介助の際は、
相手のペースに合わせ、
少量ずつゆっくりと口の中に入れましょう。
嚥下障害があると、
むせて本人が苦しむなど、
口から食べることに臆病になりがちです。
また、呼吸器疾患の人も、
飲み込むことに恐怖感を持つことがあります。
本人の不安や恐怖感を十分理解して、
安心して口から摂取できるように、
配慮することも大切です。
高齢者は腸の運動機能が低下するので、
習慣性便秘が少なくありません。
十分な食事量と繊維質の食品をとり、
十分な水分を取るなど、
予防と改善が重要です。
煮豆やおからには繊維が多く含まれ、
蜂蜜や水あめなどの糖質は、
便を柔らかくする作用があります。
海藻・こんにゃく・寒天類は、
腸に刺激を与え便通を促す効果があるので、
これらを上手に献立に利用しましょう。
下痢の症状がある場合は、
消化吸収のよい食事にする。
高栄養のバランスの取れた食事で体力の消耗を防ぐ。
脂肪は制限する。
水分を補給するなど、心がけましょう。
一日の食事に含まれる水分量は、
約700~1000mlといわれています。
食事摂取量が低下することで、
容易に脱水症状に陥ってしまいます。
食事摂取量が低下していると思われたら、
不足分の水分補給も含め、
一日に必要な水分量を摂取できるよう工夫しましょう。
皮膚・口腔粘膜・舌の乾燥、皮膚の弾力性の低下、
頻脈・起立性低血圧・立ちくらみ、
倦怠感・頭痛・嘔吐などある時は脱水を疑いましょう。
脱水の時は、コップ1杯の水で水分補給し、
医療機関に連絡し、
点滴などの治療を受ましょう。